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悩みどころのコーヒーの入れ方

この前コーヒーメーカーが壊れた。

電気はつくけれど全然熱くならないし全く作動しない。

修理に出さなくては。



でもここでいつもの同じ問題に直面する。

たかだか2,900円とか3,000円ほどのMUJIのコーヒーメーカー。

修理すると宅急便の往復と修理代でほぼ同じような金額がかかる。

買った方が安いといういつもの悔しいジレンマがある。







地球規模で見るとどうなんだろう。

ゴミになったコーヒーメーカーを処理する焼却費や温暖化、

買ったときにそのメーカーに入る利益の使い方・・・

本当に買った方が安いだろうか・・・





コーヒーメーカーが壊れてからはフレンチプレスを使っている。







これだとペーパーフィルターを使わないのでフィルターのゴミが出ないのがいい。

でもしばらくすると、何でかあまりおいしいと感じなくなったのと

使ったあと洗うときにコーヒーの粉が下水に流れ込むのがイヤで

(もちろん排水口ゴミ袋はついているけど排水は汚れる)

今はペーパーフィルターで普通に手で落としている。

ペーパーフィルターがゴミにはなるけれどコーヒーの粉は一切下水に流れない。







昔ゴールドフィルターを使っていたことがあったけれど

紙より早く落ちるのでコーヒーが薄い。濃くしたいとコーヒーの豆をたくさん使う。







もちろんネルフィルターも使っていた。でもこれも洗うために水を使うので

豆の粉が下水に流れてしまう。その上煮沸しないとコーヒーの油分がきれいに取れない。

油分が残っていると酸化しておいしくないだけでなく身体にもよくない。







手で落とすのにはガスでお湯を湧かすけれど、コーヒーメーカーは電気でお湯を沸かす。

何となくガスの方がエネルギーを使うのではと思ってコーヒーメーカーに落ち着いていた。

本当はどうなんだろう。







今コーヒーメーカーが壊れたことで、

また何を使ってコーヒーを入れるか、考え中。



ちなみに私は毎日かなりコーヒーを飲む。

寝られないなんてことはなく、寝る間際まで飲んでいても平気。

使用済みのコーヒーはフィルターごとシンクの横のざるに1日分溜めて水を切り

翌朝裏の縁側に置いた平カゴに出して平らにして乾かす。

ある程度溜まってからゴミに出す。そうするとゴミの水分が少なくていい。


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木1本の命

3・11以降、逗子葉山鎌倉から四国や九州、沖縄に移住した人たちがすごく多い。

そのうちのSさん、奥さんと小さい子どもがいてかなり早い段階で阿蘇に移住した。



今葉山の持ち家を売りに出しているのでその家の片付けに来ている。

家を建てたときやその後自分でいろいろ作ったりしたときに出た

大量の材木を持っていてTT葉山のMLにほしい人、差し上げますと流れていた。



私たちは子安のコミュニティーガーデンで小屋を作ったりキッチンを作ったり

ベンチやテーブルも作りたいので、そのときにはたくさんの材木が必要になる。

なので今日彼の家に行ってほしい材木を選び出して来た。



垂木のような単なる下地材のような材木もたくさんあって

一部はもう反っていたりかびていたりして傷んでいて

材木としては使えないものもけっこうあって捨てるか薪にすることになる。



でもいくら木材としては価値がなくても4mと言うことは

その木はその倍、8m以上の木だったはず。

そんな木を切って使われずに何年も外に置かれていて結局は捨てる。

焼却する。燃やすんだよ、石油使って。もったいない。



私は裏紙もていねいに最後の最後まで使っているのに

こんなところで何本もの木を燃やしてしまわなければいけないなんて心が痛い。



これも時間との戦い。時間さえあれば、

ちゃんとそれなりに使える人を探し出すことができるかも知れないのに。

渋谷のKILA・TERAをオープンしたときやプランツの改装などで

私もさまざまな工事に関わってきたので、家を建てたり改装したりするときに

大量の使用しない材木が出るのを知っている。

工事業者は、現場で足らないと困るので多め多めに買っておく。

そして余ったら、使えるものを分け出して持って帰るのは面倒だし

保管場所も必要になってしまうので全部捨ててしまう。

捨ててもその分のお金は既に払ってもらっているので腹は痛まない。

私はよくその山のような材木の中から使えそうなものを選び出して

倉庫にきれいに整理して保管していた。

釘やビスも消耗品。工事現場の床にはビシバシビスが落ちている。

これも私は使えるビスを拾い出して捨てられる前に救い出していた。



そうやって一つ一つ選び出しているので何が保管してあるかよく覚えていて

時々、ここに棚がいるとか言うときに、その在庫の中から

使えそうなものを探して棚を作ったりして使っていた。

釘もビスも買いに行かなくてもたっぷりある。



作りたいものにピッタリ合う材木を選び出すのにもけっこう時間がかかる。

何が時間がかかるかと言うと、作ることよりそれに一番時間がかかるかも。

だから大工さんはとても嫌がる。

ほしいもの、作りたいものにピッタリの、まっさらな材を買って来て

必要なところを切って使い、残りを捨てる。一番簡単で早い。



でも公私ともに私の大工仕事を、10年ぐらいやってくれている大工さん、

いんちゃりこと村田浩@teedaはそういうことをよく分かっていて、

私がこれを解体してここだけ使って、これとこれをこう繋いで

棚を作ってとか言うと、OKと文句も言わずにやってくれる。

普通の大工さんは絶対やらない。







http://www.facebook.com/profile.php?id=100002376586884&sk=info



今回この家に越してきたときも、いんちゃりにかなりお世話になった。

玄関にある納戸のような収納庫に靴棚を作るときも

元々この家にあった材木、他のものを作って余った材木、

私の在庫、いんちゃりの在庫の中から選び出して作った。

だから8枚ぐらいの棚板はほとんど全部木の種類も厚みも違う。

まぁ、普段は見えないところだから用を足してくれれば全く構わない。

それより私は余っていたものを活かせることの方に満足し喜びを感じる。



でも今回いんちゃりが告白していた。

初めて私に呼ばれてプランツに行ったとき、これを解体してその中から

これとこれを使ってこんな棚を作る、と説明されたときに

「マジかよぉ~、これって普通捨てるぜ」とあきれかえってたって。

でもこういうものの使い方をやってみると、段々慣れてきて

私にとんでもないものを使ってとんでもないものを作ってくれと

言われても驚かなくなったって。その上そういうことがおもしろくなったって。

慣れとは恐ろしいものだ。



ちなみにいんちゃりはとてもすてきな大工さん。

この近辺ではいんちゃりに仕事を頼んでいる人も多い、

今はなきcoya、新生Beach Muffin、わかなぱん、CHAHAT・・・

うちに仕事に来るときには私といろんな話しをしながら仕事をする。

原発のこと、教育のこと、食のこと、生き方のこと、生活の基本のこと・・・

手を止めてお互い話しに熱中することも多々ある。

その話しが楽しくていんちゃりに来てもらいたいのもある。

仕事の出来ややり方だけでなく彼自身に会えるのが楽しいし

芯から信頼できる。こういう人を大事にしたい。

地域通貨「蚕都くらぶ・ま~ゆ」との交流会 二日目最終日

朝10時からの「蚕都くらぶ・ま~ゆ」との分科会@材木座公民館。

できれば全員亀時間に泊まってほしかったけれど

先客がいたのでソンベカフェのすぐ横のホテルニュー鎌倉と分散しての宿泊。

まずは亀時間をご案内。

亀時間は85年前に宮大工が作った古民家を改装したゲストハウス。



http://kamejikan.com/











このすばらしい建物にはそこここに、今はもう入手不可能な程の価値ある建具がある。

中でも神棚は見たことがないほどすごい。

なんとヒデさんが亀時間のすばらしい障子を説明してくれた。

この障子は「縦繁(たてしげ)額入り障子 腰板付き」と言う。







反対側とは違うデザインになっていて額部分が取り外せる。

そしてそれらはすべて微妙に違っていてはまるところが決まっている。

それを知らなかったマサはオープン前の大掃除の時にすべて外して掃除したのはいいが

元通りにはめるのに相当神経衰弱したらしい。



昨日お店があるから来れないと言っていた宇治さん。

どうしてもま~ゆの皆さんに会いたくて、お店を放ってやってきて熱いラブコール。







そのあと、すぐ向かいの材木座公民館に移ってTT鎌倉代表のかとちこと加藤千博君の司会で

オープンスペーステクノロジー(OST)での分科会。







それぞれに興味のあるテーマを出して、そのテーマごとに小グループでお話しする。

今回出たテーマは「人とのつながり」「農的生活」「食の安全」「歴史的な建物の保存」

「エネルギー」。私は「人とのつながり」で地域通貨での人間関係の問題点を話し合った。

OTSでは最後まで同じグループにいる必要はなく、いつでもどこへでも移動していい。

そして終わったら各グループからどんな話しをしたかを発表する。







今日のランチはなみなみフードチームが作ってくれた。

残念ながら写真は撮らなかった。



なみなみブログのフードの説明

http://ttnaminami.blog3.fc2.com/blog-date-201109.html



そして全員集合記念撮影を終えて無事終了。いやぁ~、皆さんご年配なのに

元気元気、明るい楽しい、すばらしい、でした。すごい刺激になりました。

来年は企画されている全国地域通貨大会(?)@上田に逗子葉山鎌倉から

バスをチャーターして行きますよ。楽しみですね。

ま~ゆの皆さん、ありがとうございました。



そして企画準備に奮闘してくれたかとち、鎌倉の仲間達、お世話になりました。

ありがとうございました。

地域通貨「蚕都くらぶ・ま~ゆ」との交流会 初日

怒濤の週末が終わったかと思えば、次の週末は長野県上田市の

地域通貨「蚕都くらぶ・ま~ゆ」との交流会。

http://zuku.umic.jp/hp/ma-yu/



「蚕都くらぶ・ま~ゆ」は10年前に始まって今メンバー数は180人、

60代以上70代の人がほとんどで若い人が少ないという、なかなか珍しい地域通貨グループ。

TTジャパンの俊郎さんが上田でトランジションタウンの説明会を行ったのをきっかけに

お互いの地域通貨の存在を知り、彼らの方から視察・交流に来たいという申し出があった。



鎌倉はなんと、上田市と姉妹都市。

そんなこともあって今回は鎌倉チームがかなりがんばってくれて

2ヶ月ほど前から企画準備を進めていた。

私たち逗子葉山のメンバーも、とても楽しみにしていた。

開催場所はもちろんソンベカフェ。



交通渋滞にはまって1時間ほど遅れて来たま~ゆの面々。

みんな高齢者(失礼!)にも関わらず圧倒されそうなパワフルさと

明るさと無邪気さと楽しそうなハッピーなエネルギーに満ちていた。

すごぉ~い!!

ワイワイがやがや、なかなか収拾ががつかない中、始まった交流会。

みんなおなかをすかせていたので、葉山でケイタリングをやっている

ともよちゃんのお弁当を手にご飯を食べながら全員の自己紹介。

最初は全国でトランジションの啓蒙活動をしている俊郎さんの挨拶とTT葉山の活動報告。

 





ごんべえさんが仲間が作ったま~ゆからのおみやげのお酒を自慢。

すっごくおいしい手作りのりんごジュースも一升瓶2本いただいた。

いかにも楽しそうに笑うま~ゆ代表のケイちゃん。







ま~ゆのメンバーからの活動報告。

事務局というのは設置していないけれど、自然発生的に都々平(とどへい)さんのところに

人、もの、情報が集まってくるので私設事務局のようなものとなっているらしい。

奥さんのミーすけさんはみんなの田んぼや畑で作った米、大豆で味噌作り。

ま~ゆ寺子屋でさまざまなことを習ったり体験したり、すばらしい活動をされています。

1ヶ月に30人のシェフが日替わりで交代するカフェレストラン・・・驚き!!









そして次は私たちのTT葉山とTT鎌倉の活動報告。

夏樹さんの地域通貨なみなみの報告。明子さんの子安コミュニティーガーデンの説明。







このプレゼン資料、なみなみもコミュニティーガーデンも

時間がない中、がんばって私が作った。うまく効果的に伝わったかなぁ。



そしてメガフォン片手に理美ちゃんの「たいよう講」の説明、

黒板を持って説明する宇治さんの「かまわ」と「鎌倉無銭旅行」。







たいよう講

かまわ

鎌倉無銭旅行



宇治さんの説明はまるでテレビのタレントさんのような感じ。

大いに場を盛り上げてくれる。



とりあえず今夜はここまで。宇治さんは2次会、3次会も行けそうだったけれど

明日も朝から分科会なので、私は引き上げた。

「あんまのわ」で学ばせてもらいました。

昨夜は夜遅くまで前の芝生で火を焚き、食べて飲んで歌って踊ってと

宴が続いていたようだが、私は朝早かったのもあって

かなり早い時間にお風呂に入って寝てしまった。



翌日もまたいろんな人が出てお話しやワークショップのようなことが行われた。

中でも私が大感激したのは尾崎栄子さんの「小笠原礼法」。

私は「小笠原礼法」というものの存在すら知らなかった。

無知だねぇ~、教養がないねぇ~、私って。



中学の時に女学院だったのでお作法という授業があったが

それが「小笠原礼法」だったかも知れないし、他の流派だったのかも知れない。

その頃は堅苦しい、古くさいと思っていて全然興味がなかったが

今は日本の古いものが大好き。

特に和紙、布、陶磁器、漆器、竹、カゴ、などの伝統工芸や建築。

そして行事、神事、習わしごと、お作法など、とても興味がある。









尾崎さんのお話しの時にもらった説明を書いた紙の最初に

「日本の礼儀は、姿勢と動作(立ち居振る舞い)、

折り、結びの三要素で組み立てられています。」と書いてあって

それを読んだときに、グッと惹かれた。

私は新聞紙を束ねて結わくのも、引っ越しの梱包も、ラッピングも、

メモ用紙を折るのも切るのも、あらゆる紙と紐の扱いを

私なりの美学を持ってやっているし、またその作業自体が大好き。







尾崎さんの一通りの講座が終わって彼女がロビーのソファに座っているのを見つけて

すかさず隣に座り話しかけた。私が自分の日常生活で紙や紐の扱いに

私なりの流儀を持ってやっていることなどをお話しした。

たとえば、お祝儀やお香典などに使う紙や水引。日本は右が正で左が負、

だからお祝儀は右が上だとか水引の赤が右で白が左とか、

いろいろ決まりがあるけれど全部は知らないし、その意味はほとんど知らない。

なのでそういうことをきちんと知ってきちんとできるようになりたい。







その後和室で尾崎さんの講義があって挨拶とお辞儀の仕方を習った。

これまたビックリするほど日本のお作法はすごい!

全部で9種類あるお辞儀の仕方、その中から一番よく使う3つを習った。

初礼、普通礼、そしてていねい礼。いやぁ~、日本の習わしは奥深い。

すべてが武士の世界から来ていて姿勢と呼吸が基本。合気道に通じるものがある。

また、私たちが堅苦しいと思う形も、あくまでも相手を思いやる心からの表現で

一番合理的でシンプルにそぎ落としていった結果。



私があんまり大きな声で笑うのではしたないと怒られた。

手を添えて斜め下を向いて小さく笑いなさいと。

そんなこともあったので私は嫌われているかと思ったけれど

その後お葉書をいただいた。「直美さんはとても個性的で圧倒されました。

気が付くと貴女がそばに居てくれて、話しかけてくれて嬉しかったです。」と。

これはこれは身に余る光栄。私もお返事と手作り裏紙MEMO BOOKをお送りした。

喜んでいただけると嬉しいな。



みゆきちゃんをはじめ、企画運営に奮闘されたたくさんのスタッフの方々、

出演された多くのすばらしいあんま達、参加された心暖かい方々、

(ビックリするほど遠くから来ている方々がいた)

若いミュージシャンやダンサーの方々、記録撮影、PAの方々、

藤沢からの送迎をしてくださった古川さん、江川さん、

その上古川さんにはha*siouxの商品をお買い上げいただき

江川さんにはご注文をいただきました。ありがとうございます。

皆さん、すてきな2日間をありがとうございました。

また来年お会いできるのを楽しみにしています。

「あんまのわ」に出演させていただきました。

去年13人のグランドマザーが日本に来たすばらしい祈りのイベントがあった。

13人のグランマザー第8回国際会議







http://www.motherspirit.org/grandmother/report.html



奄美大島での開催が台風のおかげで急遽霧島に変更になったが

私もそれにすごく行きたかったけれど、参加費が33,000円で

旅費宿泊を入れると10万ほどかかるし時間的にも難しくて諦めていた。



でもそのプレイベントとして、13人のグランドマザーの一人、

ブラジル アマゾン熱帯雨林に住むクララ・シノブ・イウラが来る

1泊2日のイベント「いのちのわ○にほんのおばあちゃんCircle」が富士忍野村であった。

時間的にも経済的にもこれなら行ける、13人には会えなくても

クララには会えると思ってこのイベントに参加した。



http://blog.lepas-manis.shop-pro.jp/?month=201011



このイベントにはクララだけではなく、日本のばあちゃんとして

作家の渡辺 一枝さん、ストーリーテラーの古屋和子さん、アマミ舞の花柳鶴寿賀さん、

お産婆さんの須恵喬子さん、野草料理家の若杉友子さんなどが来ていた。

そのときにすべてのプログラムが終わってから、クララが日本のばあちゃんたちと

今後日本でこのばあちゃん会議(?)をどう展開していくのか、

日本の若い人たちに何を伝えていくべきか、などを話し合いたいと言うことで

なぜか私も呼ばれた。私は単に参加者(お客さん?)だったのに。



そのときから主催者に、来年はぜひ出演者として来てほしいと言われていて

今年実際に出演者として呼んでもらった。



あんまのわ Fuchi Harmony 2011 ~富士のふもとの富士端会議=

http://www.grandmothers.jp/



前日の夜はDUKEのお話し会でけっこう遅くまで人がいて、

当日の朝は藤沢駅6:30集合で車で富士吉田へ行く。

4時起きだったのでかなり眠い強行運スケジュール。



でも朝早く出たおかげで9時半には富士吉田に着いた。

まずは浅間神社にお参りに。



圧倒的な数の杉林に囲まれた神社。特に鳥居からの参道の回りの杉林は圧巻。







お参りのあとは当然うどん。富士吉田に来たらうどんだよね。

今日連れて行ってもらったところはかなりまともな(?)うどん屋。







富士吉田に長年お付き合いしている業者さんがいて、

行く度にうどん屋に連れて行ってくれる。

初めて行ったところは、普通の人の普通のおうち。ビックリした!

玄関を入ったら普通のおうちの居間にたくさんの人がうどんを食べていた。

私が座ったすぐ横には子どもの勉強机があった。

「看板も何もないのに、どうしてみんなはここがうどん屋だと分かるの?」と訊くと

「昼時に駐車場に車がいっぱい止まっている家はほとんどうどん屋。

うどん屋かな、と思って入って行くんだよ。」と言われた。

「でももし違ったら?」「あっ、すいません、うどん屋かと思って、と言えばいい。」

なるほど。富士吉田ならではの会話。



さて会場に戻って見ると、出演者もお客さんも渋滞にはまって1時間ぐらいの遅刻。

私はなんで6時半なんて早い待ち合わせ?、と思っていたけれど、正に正解。



プログラム会場で宿泊ホテルである富士カームは、豪華ではないけれど

きちんと設備の整ったホテル。企業や学校の研修などによく使われているようだ。

建物の前からは富士山の絶景が。この二日間、時々雲の流れに遮られることがあったが

ほぼいつもこの富士山の全景がくっきり見えていた。

ホテルの方によると、これはなかなか珍しいことのようだ。







1時間ほどの遅れで始まったプログラム。

初めは前の広大な芝生の広場での祈り。







作家、刺繍作家、アイヌの長老の宇梶静江さんの

アイヌの伝統に則った祈りの儀式。







館内に入ってからはみゆきちゃんの軽快な司会でプログラムが進んでいく。

私もお話しをさせていただいた。テーマは「シンプルに生きる」。

私が最近感じている生き方の基本のことをお話しした。

皆さんが私の話を訊いてどう感じてくれているのか

ちょっと心配だったけれど、あとでけっこうたくさんの人に声かけられて

「いいお話しでした」とか「すてきなお話しをありがとう」とか言われたので

ちょっといい気分。お店を閉めてでも来てよかったかな。



もちろんそれだけでなく、たくさんの興味深い人たちに出会えたのは何よりの収穫。

人と人のつながりは本当に貴重。こういう機会を与えられたことに感謝したい。



この辺でカメラのバッテリーが切れてしまった。たっぷり充電してきたし

バッテリーも最近買ったばかりなのに、何でだろ・・・

写真を撮らずにプログラムに集中しろってことかも。

よかったなぁ、DUKEの話し

楽しみにしていたDUKEの九州から福島まで原発を回る巡礼のお話し会。

結果的にはほとんど親しい仲間ばかりで10人ほどの方が来てくれた。



DUKEの純粋なエネルギー、嘘偽り、裏表のないまっすぐな姿勢、

いつも自分の思いや感じることをそのまま行動する彼はとてもすてき。







今日はDUKEに、どうして、何がきっかけでこの行脚をやろうと思ったのか、

なぜ九州から始めたのか、今までどういうことがあったのか、をお聞きした。



印象に残ったのは

●日本の海岸線はどこも護岸されていてカヌーで上陸できるところがすごく少ない。

 砂浜を探してウロウロしなくてはいけないのでまるでウミガメになった気分。

「俺はウミガメだなぁ~」



●昔は海辺にあっただろう商業施設が衰退していて上陸しても食料調達が難しい。

 普段はコンビニは出来るだけ利用したくないけど

 こんなにコンビニがありがたいと思ったことはない。



●いつもは持たない携帯電話。でも連絡方法がないので状況を知らせるために

 facebookを利用している。そのために何時間も漕いでやっと浜に上陸しても

 いつも携帯で写真を撮ったりテキストを送ったリする行為が自然界の中で不釣り合い。



 でもある時、どこもお店が見つからなくて食料が手に入らず

 おなかを空かせて我慢してそのまま寝ようと思っていて

 「おなかが空いたなぁ」とfecebookに書いたら

 なんと、食料を持って来てくれた人がいる。

 もちろん見ず知らずの、それもおじいさん。

 文明の利器がありがたかった。



●一漕ぎ一漕ぎ、海に対して感謝を込めてありがとうと言いながら漕いでいる。



私も日常生活の中で一つ一つの動きに、一つ一つの呼吸に

見るもの、さわるもの、出会う人すべてにありがとうと

心から感謝することができるようになりたい。



今はまだ静岡までは行けていなくて、カヌーは鳴門に置いてある。

明日の江ノ島での大会が終わったら鳴門から再開。

でも台風が来ているのでもう2、3日こっちに滞在してから戻る。

淡路島の伊弉諾神宮、そして熊野神社を回って静岡から葉山まで。



葉山に戻って仕切り直し。

これから福島第一原発に行くのには、自分はまだまだ純粋じゃない。

もう一度葉山に戻って、自分を浄化して純粋にしてからでないと福島に行けない。

福島に直面できるだけの自分にしてから行きたい。

DUKEの誠実さに頭が下がる。





No Nukes Live Simply  簡素にシンプルに生きよう





海からの巡礼の旅の資金になるステッカーをlepas manisでも販売しています。

1枚500円 ぜひご協力ください。



あるいは

http://oceanlegend.net/stk.html

でもお買い求めいただけます。

朝から晩まで麻三昧の旅 PART 4

朝から晩まで麻三昧の旅 PART 1から3は、盛りだくさんの一日の出来事。

便宜上3つに分けて9/13、14,15で掲載しています。



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長~い一日が終わって一泊した築400年の古民家。

古民家ったって私の家も古民家だけど、たかだか50年。

築400年の建物なんて、歴史的建造物、神社仏閣以外には

たぶん行ったことがないと思う。







左側に天井から下がっているのは蚊帳。







ここの住人の山納さんと奥さんの由美ちゃん。



でもさすがに400年だと、そのまま残っているのは土台と梁と柱ぐらい。

あとはかなり修復、改装されていて、現代のものに変わっている。

杉岡さん曰く、山納マジックで改装されている。

写真では見にくいが、このドアがなかなかおしゃれ。







玄関を入ったところが土間でいろりのある居間。

天井から由美ちゃんが作ったひょうたんライトが吊られている。

明かり取りの窓から朝の光が差し込む。



朝ご飯は、畑で取れたトマトやキュウリ。果物やパン、目玉焼き・・

なかなか豪華にいろりテーブルの上に並んだ。

いろりは、猫がトイレ代わりに使ちゃうので今は板で塞いである。







広い庭には鶏が放し飼い、1家族にはちょうどいい大きさの畑がすぐ横にある。



畑の少し手前、母屋の裏手にある古いほこら、というよりは立派な神社。

長い石段が神聖な守り神を象徴している。こんなのが家の庭にあるなんて考えられない。

神様が家の裏にいるんだよ。ありがたすぎて困っちゃうよね。







そして、あれっ、このおうちは???







わぁ~お!! めちゃめちゃかわいい!!! なに、これ??

これはストローベイルハウス。 屋根に植物が自然発生!!

今までに見たどんなストローベイルハウスよりこれが一番かわいい!!!

普通のブロックで楕円に基礎を作り、そこにストローベイルを積み上げて

ココナッツの殻で作ったボードを貼って土壁と漆喰を塗っただけ。

無垢材のドアもかわいい。山納さんのドアはどれもかわいい。







裏側は試験的に壁を塗っていない。こんなに近くに山を背負っているのに

家と山までの距離1mぐらい。まるで日陰で湿気っぽい場所なのに全くかびていない。

すばらしい!!! もちろんこの前で記念撮影。





愛おしいストローベイルハウスをあとに、昨日の大塚さんちへ。

じいちゃん、朝4時から麻はぎをやると言ってたけど、まだやってるかな。

もう9時半、10時前・・・

やっぱりすべて終わっていて、じいちゃんは山にミョウガを取りに行っていた。

今日はもう材料がない。作業するのにはまだまだ硬いらしい。残念。



しょうがないから諦めてみんなと一緒に土壁塗り。

私はプランツを作るときにさんざん珪藻土での壁塗りをやったので

MYコテまで持っている。壁塗り、なかなかうまいですよ。

でも今日は手で塗る。これは初めて。







バックに見える麻畑、そのすぐ横にあるストローベイルハウス、今日はこれに土壁を塗る。







性格だね、私は細かくていねいに塗っていく。 粘土遊びに興じる子どものような明子さん。







途中で材料が足らなくなって急遽アメリカンクレーを使う。

これはニューメキシコ州のアメリカンインディアンの土壁の材料。

42色と色も豊富にあってすっごく微粒子のきれいな材料だった。

このインストラクターマスターという資格を持っているのは日本で2人だけ、

そのうちの一人が山納さん。







うんうん、なかなかいい出来、と満足げな杉岡さん。

上の方の色が暗いところが土壁のみ、下の白っぽいのがアメリカンクレー。





そしてこの日もお決まりのおそばに温泉で締める。

今日は昨日行けなかった一番のオススメの温泉、

日本で4番目にいいと言われる温泉に行けた。

もちろんソフトクリームも。お気に入りの黒ごまアイス。



貴重な体験とユニークな人たちとの出会い、おいしいおそばに心地よい温泉、

築400年の家での宿泊、朝から晩まで麻三昧の2日間の旅が終わった。

すばらしい企画、準備、お世話をしてくれて、あらゆることを教えてくれて

その上信じられないような安い金額でツアーを実施してくれた杉岡さん、山納さん、

本当にありがとうございました。とっても感謝しています。

そして大塚さんが私たちを寛大に受け入れてくれて

大切な麻の材料を使って懇切ていねいに教えてくれたこと、

とてもとても感謝しています、私はきっとまた来るよ。







番外編 じいちゃんの魅力。

続きを読む

朝から晩まで麻三昧の旅 PART 3

長ぁ~~い一日はまだまだ続く。



麻挽きで出たクズ状態の麻あかをきれいに洗いに行く。それも川に。

軽トラの荷台に7、8人乗って着いた川はとてもすてきな場所だった。







歩いて行っても10分とかからないところだけど

麻あかをたっぷり積んだ台車を押してではきついので軽トラで行く。







犬を散歩に連れてきているおじさんがいて、この犬、川が大好きで

気が狂ったように水遊びに夢中だった。







川の中にザブザブと入って行って麻あかを水に浸けて

ヌメヌメがきれいに取れてキシっとした感触になるまでもみ洗いする。

台車に乗せて持ち帰った麻あか。これは乾かして刻んで土壁に混ぜて麻すさになる。







今日は既に洗って乾かしてあるものを使う。

板状になっているものをはさみで小さく切って土壁材に入れる。

このバケツ一杯に対してけっこうな量を使うので

はさみで切るのも硬いので、しばらくやると指が痛くなるぐらい。



裸足でバケツに入って足踏みでよく混ぜる。

これが思ったより重くてけっこう重労働だった。

私は腰が痛くなりそうだったので長い時間はできない。

なんか、軟弱だなぁ、私。

出来上がった土壁材は明日ストローベイルハウスに使う。



そうのこうのしているとご飯の準備が始まった。

何とも味のある竈が出てきた。すばらしい!!







この竈、思ったより火力が強くてけっこう早く炊きあがった、

と言うか、焦げちゃった。でも電気釜でご飯を炊くようになって

なかなか食べられなくなったおこげ、みんなが喜んだ。







いずれにしろこれでは足らないので、またもう一度ご飯を炊いた。

この量のご飯がすぐ炊けるのでビックリ! やっぱり昔の人の知恵と道具はすごい!

横でお父さんが廃材でひたすら薪割りをする。











焼きおにぎりを作る。買って来た野菜もあるけれど大塚さんの畑で取れた

ピーマンやなすも入れて山納さんのお弟子さんが用意してくれたカレールウでカレーを作る。

野菜もちょっと焼いてからカレーに入れる。







向こう側では土壁を作る人たち、真ん中では食事を作る人たち。

それを見守りながら立ち話する赤星君。

いつも忙しい明子さん、こんなところでも電話が絶えない。

右側には大塚さんが用意してくれた私たちの食事用の大テーブル。

一升瓶のコンテナを並べて天板を置いてだけだけどね。



楽しい食事風景の写真は撮れなかった。

だっておなかが空いて食べるのに忙しくて

写真のことはそっちのけだった。



アウトドアスタイルの楽しい食事が終わって三々五々おしゃべりしていると

突如、山火事かと思うぐらい山の向こうが赤くなっているのに気が付いた。

みんなが「なんだ、あれ???」って驚いていると

大塚さんが「ああ、あれは月だ。」真っ赤な月が山から上がって来た。

赤い光から実際に月が姿を出しきってしまうまで、ものの数分。

ほとんどあっという間のMOON RISE SHOW。

あまりの早さと強力な赤い色にみんな見とれて眺めていた。

考えて見たら2日前が満月だった。







おなかがいっぱいになったら、次は温泉。

一番のオススメの温泉がなんと、今日は定休日。残念!!

でも温泉は他にもあるので他の温泉に行ってチョー極楽気分。

私は今日2個目のソフトクリームを食べてご機嫌!!

実はお昼の蕎麦屋「たろっぺ茶屋」でも私一人ソフトクリームを食べちゃった。



今夜東京に帰ると言う赤星君を駅まで送ってから

今日のお泊まり先、楽しみにしていた山納さんの築400年の家に向かう。

朝から晩まで麻三昧の旅 PART 2

麻はぎが終わったらおなかペコペコ、さあランチ! 当然おそば!

なんだか、奇妙きてれつなおそば屋さん「たろっぺ茶屋」







植物が覆いしげる中に客席があり、

自然な感じを演出している割には

あちこちにビニールの造花が置いてあったり

あら、金魚、と思いきやプラスチックだったり

悪趣味と言えば悪趣味。











ここはメニューも置いていなくて

注文すると言うより勝手に持って来るって感じ。

付き出し3品と盛りそば、それに巨大な天ぷらが付いて来る。







肝心のおそばは割においしかったが、天ぷらはちょっとね。





お昼のあとは麻挽き。

これは午前中に剥いだ皮から麻あかを取り除く作業。

私は昭和村で手でやったことはあったけれど機械を見るのは初めて。

麻はぎが男性の仕事なのに対して

麻挽きは女性の仕事でばあちゃんがやっていた。











私はこの機械のガァーーーって音がちょっと興ざめだったので

早々に退散して、赤星君に昭和村で手でやったことがある、

電動機械より手でやる方が好きだと言うと、なんと

道具を持っていると言って出してきてくれた。



一番手前が栃木のタイプ。真ん中が昭和村のタイプ。

地方によって道具の形や構造が違う。奥のは麻の繊維を置く台。







赤星君が手挽きを始める。







参加者の方に教えている。















元々まっすぐに育ったきれいな茎から上手に剥がれた麻の繊維は

ここでも作業がきれいにでき、結果的に上質できれいな精麻になる。



じいちゃん自慢の精麻。専用の部屋一杯にかけられている精麻。

キラキラと黄金色に輝いている。実に美しい!







平成20年に優秀な麻を作るとして農林水産大臣からもらった賞状を見せてくれた。







床にごろんと転がっている精麻の束が25万円だそうな。



じいちゃん、明日は朝4時から麻はぎをやるらしい。4時はきついなぁ。

でもとにかく午前中はやっているそうなので

明日の朝、もう一度麻はぎと麻挽きをトライしてみよう。
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